好奇心いっぱいの幼い子供は
時折、目をまるくするようなユニークなコトを言い出します。
(勿論、本人たちは大真面目!)
遠い昔にきらめく感性を置き忘れてきた大人からすると、
それは眩しいほど可愛らしく愛おしい・・・・・・。
さてさて前置きが長くなりましたが、
じつは私は大晦日が近づくと、ウフフ♥と笑いがこみあげてくる
〝娘の忘れられない出来事〝があります。
今から13年前の大晦日、
私は朝刊を広げてニンマリ。(o-∀-o)ゥフフ
読売新聞のコラム「こどもの詩」に投稿した
娘の詩(?)が見事全国紙に掲載されたのです!
娘が保育所の年長さん(6歳)の時の事。
とある秋晴れの日、実家の両親を誘って、
白山スーパー林道へ紅葉を見に行き、
ちょうどお昼にさしかかりお腹が空いたので〝道の駅〝で
「おそばを食べて行こう」というコトに・・・・・・・。
以下、新聞に投稿したそのままの会話です。
(券売機の前で)
私 「みーちゃん、月見そばにする?山菜そばにする?」
娘 「エーッ、みーちゃん、もう 6さい やから、そんなモンたべれんよぉ」
ヽ(=´Д`=)ノ
私 「はっ?・・・・・あっ!・・・・・アハハハハー!」
☆(✿☉。☉)!
意味分かりました?
そうです。
娘は〝山菜そば〝を〝3才そば〝と勘違いしたのです。
つまり、娘の気持ちを代弁すると・・・・・
「私はもう6才なのに
3才児の食べるモンなんかチャンチャラ可笑しくって食べられない!」
と言うことデス。
一瞬の間の後、
大笑いしている私の横でキョトンとている娘。
かわいくて、可愛くって・・・・・・思わずギューっと抱きしめた記憶があります。
読売新聞の中面の「くらし■家庭」のコーナーは
「こどもの詩」「人生案内」や医療の事等など、
主婦にとっては嬉しい話題満載!
中でも「こどもの詩」は素直な子供の感性に触れることが出来、
毎回楽しみに読んでいます。
紅葉狩りの日の出来事は、
〝これは絶対うけるゾ!〝と思いきって投稿した次第。
結果は狙い通り、
ある日新聞社から電話が入り
「今、選考に入っています」と連絡を頂いていました。
さて・・・・・・・じつはこの話にはまだ嬉しいハプニングが続きます。
新聞掲載からしばらく経ったある日、
保育所へ娘を迎えに行くと、所長先生から分厚いお手紙を渡されました。
裏の差出人のお名前に記憶も無く・・・・????・
ところが手紙を読んでビックリ!感激!(@_@)
お手紙を下さった方は
鹿児島に住んでおられるアマチュア作曲家の畦浦璋三(あぜうらしょうぞう)さん。
〝新聞に掲載された「こどもの詩」に曲をつけ
本人に贈る〝活動をしておられる方でした。
勿論、新聞に住所は掲載されておらず、
〝小矢部市津沢保育所宛て〝に投函されたもよう・・・・・・・。
所長先生宛ての手紙の末尾に
「住所がわからないまま投函しましたが、届くと祈りつつ」
と書いてありました。
その後、私はお礼の手紙と写真集「となみ野の四季」を送り、
以後、年賀状のやり取りが続きました。
しかし・・・・・当の娘本人はと言うと・・・・・・
「スゴイねー、おめでとう、ヨカッタねー♪」
なーんて先生や友達から言われても、ちっとも嬉しくない様子。
・・・・・・・はい、娘の気持ち分かります。
〝あたしの勘違いをママが勝手に書いて送った!〝と
とっても恥ずかしかったのです。ゴメンね♥・・・・・・(;ω;*)
(大きくなった今、いい思い出になっている・・・・・と、
信じています)
最後にモーひとつオチ!
その後、娘は〝そばアレルギー〝が判明!
おそばは食べちゃいけないメニューと分かりました。ちゃんちゃん!
皆さま、今年も1年間、当店をご愛顧頂き
またブログを読んで頂き、誠にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
良い年の瀬をお迎え下さい。
※年賀状手つかずデス。ゴメンなさい。
今から作成します・・・・・(^_^;)
最近のコメント