新年、あけました!
あけましておめでとうございます!
新しい1年の始まりです。
我が家は商売柄、あまりお正月ムードはありません。
それでも朝(ブランチ?)は家族全員茶の間に集い、
それぞれに抱負を述べ、乾杯します。
これだけで十分幸せです。
(このまま時が止まってほしいくらい)
元日は毎年、時の過ぎる早さをしみじみ感じつつ、
皆が健やかであれ、幸せであれと願います。
今日は私の好きな詩をひとつ・・・・。
17歳の頃に偶然読み、目頭がちょっと熱くなるくらい
峻烈に心打たれた事を覚えています。
中原中也詩集「山羊の歌」より
「生い立ちの歌」
(幼年時)
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました
(少年時)
私の上に降る雪は
霙(みぞれ)のやうでありました
(十七-十八)
私の上に降る雪は
霰(あられ)のやうに散りました
(二十-二十二)
私の上に降る雪は
雹(ひょう)であるかと思はれた
(二十三)
私の上に降る雪は
ひどい吹雪とみえました
(二十四)
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました・・・
私の上に降る雪は
花びらのやうに降ってきます
薪の燃える音もして
凍るみ空の黝(くろ)む頃
私の上に降る雪は
いとなよびかになつかしく
手を差伸べて降りました
私の上に降る雪は
熱い額に落ちもくる
涙のやうでありました
私の上に降る雪に
いとねんごろに感謝して、神様に
長生きしたいと祈りました
私の上に降る雪は
いと貞潔でありました
本年が皆さまにとりまして、良い1年になりますように・・・。
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