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2013年11月15日 (金)

寒ブリ

前回のブログで、「秋の気配が・・・・」と記載しましたが、
ここ数日、秋を飛び越えて一気に冬がきたような寒さ!
TVでは立山駅で車に積もった雪をどけている様子が放映され、
富山空港では初雪が・・・・・、五箇山は既に真っ白に!
・・・・・・・長期予報は〝今年は大雪〝とか?・・・・・ひええええ~。

そんな中
「氷見のブリがあがった」というニュースがNHKの全国版で放映され、
新聞紙面でも大きく取り上げられました。

Photo


すっかり有名になった〝氷見の寒ブリ〝は、今や全国区の高級ブランド。
(市場は仲買人たちの威勢のセリの声が響いたことでしょう)

初物の多くは東京築地、大阪、京都等へ出荷され、
都会のグルメな方々の口に入るコトになるのでしょうが、
ドンドン浜に上がるようになれば
最近賑わっている 氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」や、
鮮魚店、スーパーでも手に入れる事が出来ると思います。

Photo_2

私が子供の頃は
〝氷見ブリ〝は、ちょっと高級だけど、まだ手が届く〝冬場の馴染の魚〝でした。

実家の父の友人が魚市場で働いていた縁で
冬場になると卸価格でブリを手に入れることが出来、
厚切りの刺身、ブリ大根、照り焼きをお腹いっぱいホクホク食べたものでした。

 〝氷見ブリ〝ばかりではありませんが、
これからの季節、我が家の食卓には結構な頻度でブリはお目見えします。
主人が確かな目利きで仕入れてくるブリは、氷見ブリと同じように美味しいです。
うふふ♪


富山では、婚礼をあげた嫁の実家から嫁ぎ先へ
お歳暮としてブリを一匹まるごと贈り、
受け取った実家は半身を切り取って返すという風習があります。

多くはありませんが、
「嫁の実家から持ってこられたので、さばいてほしい」
と立派なブリが持ち込まれることもあります。

いつから?何故?こんな風習が始まったのかは解りませんが、
ブリは出世魚とも呼ばれ、
ツバイソ→コズクラ→フクラギ→ガンド→ブリと、呼び名が変わります。
嫁いだ娘が裕福になるよう
〝旦那様が出世しますように!〝という願いが込められているのかなぁ?
(これは全くの私の持論デス)

昨夜は遠路はるばる福井からのご来店。
少人数様のご予約ゆえ、主人は「ひみ番屋街」に仕入れにいき
奮発して、
お初のブリのお造りを出させて頂きました。
※写真撮るの忘れました・・・・・
残念ながら私は賞味出来ませんでしたが、お客様にはとても喜んで頂けました。
よかった。(笑)

 

 

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