五位山散策
Facebookに投稿された記事を読んで
五位のあゆみちゃんが営農組合の皆さんと一緒に
〝イノシシ対策〝の電気柵を設置した事を知りました。
畑の農作物を食い荒らすイノシシの被害は今や日本中で急増しており、
五位村も数年前より対策を施したようです。
一昔前は里山というものがあって、
炭焼きをしている人、山の手入れをしている方々がおられて、
動物たちも〝ここまでが自分たちの生息域〝と、認識できました・・・・・が、
今や人々は次第に農業から離れ、
多くの山々は草や木が伸び放題の荒れた状態になっています。
「もっと皆が山に遊びに入ったら〝ココは我々の生活範囲ではない!〝と、
イノシシに伝わるはず!よければ一緒に山へ入りませんか?
楽しくお喋りしてたら、四足はみんなビックリして隠れると思います」
と、お誘いを頂きました・・・・・・・。(汗)
実家の裏が山だったので、幼い頃は父に連れられて山歩きもしましたが・・・・・・
あれから数十年。
ウリ坊が数匹で道を渡っているのを何人も目撃しているという五位村。
「一応クマ鈴は持ってきま~す」と言う、あゆみちゃん。
うわぁ・・・・・おいおい、ちと怖いよぉ・・・・・・・。
・・・・・・が、折角のお誘い。(―_―)!!
イノシシとクマに遭遇しないコトを祈りつつ、
万が一に備え、頑丈なピッケルを携え山へ向かいました。
5時前に到着。
勤め帰りのあゆみちゃんと合流。
小雨が降っていましたが折角なので出発。
「ここが電気柵の田んぼで・・・・・、ここは私の担当の田んぼで、
ここが・・・・・・」と色々説明しながら山々を(って言うか田んぼ道ですが・・・・)散策。
かれこれ1時間半近く歩いたでしょうか?
緑に囲まれた山々、山筋に添って滔々と流れる※子撫川(こなでがわ)。
「雨上がりのしっとりした空気も何故か山に来ると清々しい」
どちらかと言うと、
おばさんのお喋りにあゆみちゃんが付き合ってくれた感が強いのですが、
久しぶりの〝山歩き〝はとても楽しかった。
今度は田んぼが〝黄金色〝になる秋に来たいなぁ。
いい気分転換、いい運動になりました。
※子撫川の由来
昔あるお坊さんがいました。山道を抜けて川に行こうとすると途中で喉が渇き、
民家でお茶をもらいました。喉を潤し、お茶を少し残して民家を出ました。
残ったお茶を「もったいない」と思った奥さんが残りを飲むと、
なんと子供が産まれました!
生まれた子を雄池で洗うと赤子がとけてしまい、
以後子撫川と呼ばれるようになりましたとさ。
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