灯明皿(とうみょうざら)
先日、昨年4月に逝った
君子おばちゃんの一周忌法要が無事に終わりました。
親戚が集い、思い出に花を咲かせました。
昨年もちょうど桜の満開の頃でした・・・・・。
http://uomasatei.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-07e4.html
ただの偶然なのか・・・・・
何故か?ここ数年、桜の季節に大切な人が逝ってしまいます。
今年は私達夫婦にとって、
お客様であり、友人であったSさんが逝去されました。
いつも愉快な話を沢山聞かせて下さった、優しい笑顔の素敵な方でした。
先日奥様が訪ねて下さり、
「主人が大切にしていましたが、良かったらお店で使って下さい」と
ご主人様がわざわざ作家さんに作らせたという※〝灯明皿〝を戴きました。
素朴な素焼きの皿です。
灯心にそっと火をつけると・・・・・・
闇の中、
生き物のようにゆらゆらと揺れながら光を放ちます。
Sさんはどんな気持ちでこの灯りを見つめていたのでしょう。
じーっと・・・・・・・静かに、静かに、ゆらめく炎を眺めていると、
色々なコトを思い出して・・・・・・思わず胸が熱くなりました。
まあ、いいや・・・・時にはこんな夜があってもいいでしょう・・・・・ね?
【灯明皿】(とうみょうざら)
油に灯心を浸して点火し,明りとするための器。
人類は火を使用することによって,暖と明りを得たが,ある段階から土器を使用して
明りだけを得ることができるようになった。日本では縄文時代中期の釣手土器を最古
の明りとりの土器とする説があるが,確実な例が現れるのは飛鳥・奈良時代に杯・皿形
の土師器を用いるようになってからである。当時の宮都から出土する土師器杯には,
灯心の痕跡を残すものがあり,油を満たした杯に灯心を浸して,灯火器として用いた
ことがわかる。
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