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2016年7月

2016年7月28日 (木)

まったり旅行③旧友再会

中学3年だった主人が

「国立沼津工業高等専門学校」へ受験を決めたのは、

家から離れたかったからだそうです。

(父親と折り合いが悪かった、商売(魚政亭)が嫌いだった)

 

当初、幼い頃からの夢・・・・パイロットを目指して

山梨か東京の航空高専への受験を考えたそうですが、

幼少の頃、祖父の結核に感染した後遺症で片方の視力が極端に悪く、

〝こんな目でパイロットは無理だ・・・・・〝と、諦めたそうです。

 

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「それならば!」と日本地図を広げ、

「どこか風光明媚なところへ行きたいなぁ・・・・・・おっ、ここは良さそうだ」

選んだのは富士山を仰ぎ見ることの出来る沼津の地。

 

色々あって・・・・残念ながら志半ば(4年生の途中)で

中退という選択をしてしまったゆえに

当然、卒業生名簿に記載されず(配布もされず)、

友人とも疎遠なまんま・・・・・半世紀近くが過ぎました。

 

語れば長くなるので省略しますが、

ある事がキッカケで、4年前より旧友の皆さんとの連絡が可能になり、

メールや年賀状のやり取り等が再開しました。

 

幾人かの同級生の皆様は私のブログを時々見て下さっているようで・・・・・・・(^^

今回、バスケットボール部で共に汗を流したYさんが

「案内しますよ」と、連絡を下さったのです!

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ゆっくり眠れた(特に主人は)「環翠楼」。

朝、豪華な朝食を頂いてから御礼を告げ、宿を後にしました。

余談ですが・・・帰宅後、偶然見たTV番組で

「環翠楼」という名前は伊藤博文公が付けたのだと知りました。

 

 

しばし歩いて「強羅駅」から箱根ロープウェイに乗車。

Yさんとの集合・・・・・いや、対面場所「早雲山駅」へ。

晴れていたら、素晴らしい展望が開けるらしいのですが、

本日は残念ながら曇空。

 

 

乗車後、あっと言う間に「早雲山駅」到着。

やがて・・・・

「あっ!いたいた、山口だ!」(スミマセン、お名前公開します)m(__)m

小走りで改札を通り抜け、互いにガッチリとハグ!

しばらくはそのまんま、肩を組みながら歩いていましたよ。(笑)

私は傍らで見ていただけですが、とても感動しました。

挨拶をしたのですが・・・・・何と言ったのか?思い出せません。(^_^;)

 

山口さんから

「是非、遊覧船に乗って下さい。私は車で箱根町港へ行って待っています」

そう勧められ、思いがけず数十年ぶりに遊覧船へ・・・・・・・

思いっきり子供ウケしそうな海賊船ですが、まだ夏休み前とあって

大人(外国人)が多い感じです。

芦ノ湖をゆっくりと進む船からは

箱根の山並みをグルリと見渡すコトが出来ました。



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山口さんはサプライズで

主人を母校へ案内しようと計画して下さっていたのですが、

昨日訪ねてきた旨を伝え、お天気もイマイチとあって

ドライブしながらお喋りをするような感じになりました。

 

半世紀ぶりに再会を果たした二人の会話は、

現在の自分たちの話題から始まり、やがてドンドン過去へと遡り

寮での生活や授業のコト、青春をささげたバスケット部の事etc.・・・・・・

・・・・・・・・長年の空白を埋めるかのように止めどなく続きました。

 

山口さんは

〝何故?浅地が学校を去ったのか?〝不思議だったようで、

主人は当時の学校の対応(休学願いを認めなかった)コト等を話し、

互いの疑問点も埋まっていきました。

 

〝大出世した山口さん〝(主人談)も

仕事やOB会のお世話等で大変ご苦労をされたという事も知りました。

長い人生・・・・・互いに色々あったのですね。

 

絡んだ糸がゆっくりととき解れていくような・・・・・心地いい空気を近くで感じながら、

まるで私まで高専生になったような気持ちになりました。

 

「東海に聳(そび)えて名あり~、ゆるぎなき富士の高嶺よ・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主人が時々校歌を歌うので、私もワンフレーズ覚えてしまったのですよ。(笑)
(自身の母校の校歌は忘れたのに!)(^^

 

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主人は四期生ですが、一期生の入試倍率は約19倍、二期生は13倍!
先輩、同級生共に勉強が出来るばかりではなく、
頼りがいがあり、愉快で個性的・・・・そして爽やかだったそうです。

 

昔の青春映画に出てくるような蛮カラ風の先輩や

(高下駄を履いて闊歩(かっぽ)するイメージ)

小説を書いたり、絵を描いたり、学校祭では女装してみたり、

好きなレコードを持ち込んで鑑賞会を開いてみたり・・・・・・

 

の学校で問題になっているような、

いじめや校内暴力等は微塵も無かったそうです。

 

 

山口さんと会話をする中で、当時を彷彿させる話を主人が思い出してくれました。

上級生の卒業式の後、

「明峰寮」の伝言板にサラサラッと短歌が書かれていたそうです。

 

桜の花 散り散りにしも 別れゆく 遠き一人と 君もなりなん


 

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先輩の誰かが思いつくままに心情を綴ったのでしょう。

まだ17歳だった〝若かりし浅地青年〝の心に、

様々な想いと共に深く刻まれました。

 

私も春風に舞う桜の中、学生帽を被り、

颯爽と母校を後にする先輩の様が浮んできましたよ。

 

 

あっと言う間に時が過ぎました。

時間が経つにつれ、最初の「山口さん」の呼びかけが

途中から「ヤマグチ!」になっていきましたね。(笑)

 

同じ時、同じ場所で寝起きを共にし・・・・・学び、

バスケット部で汗を流した旧友同士には

50年という歳月も〝再びの友情〝に何ら問題は無かったようです。

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別れ際、

「今度は近いうちに是非富山へ来て下さい。待ってますよ!」

ガッチリ手を握り合いました。

 

今回の旅は一生忘れられない素晴らしい数日間でした。

山口さんの優しい気遣い、心に沁みました。

ご馳走して下さった「うな重」は今までの人生で一番美味しかった!

お忙しい中、本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。


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4年前の再会のブログはこちら

http://uomasatei.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-8719.html

 

 

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2016年7月23日 (土)

まったり旅行②箱根強羅「環翠楼」

横浜では予算内の宿はとれず、静岡まで走り宿泊しました。

 

2日目、朝食を食べてから「沼津御用邸記念公園」へ。

元々は天皇や皇族の別荘であった建物。

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決して華美では無いけれど、部屋の壁やカーテン・照明に至るまで

シンプルな中にも品格が感じられる。さすがは皇室の別荘!

「うーん、ここでひと夏を過ごしてみたいなぁ~!」

(今回の旅行で一番のお気に入りかもしれません)

 

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨夜、横浜の夜は楽しかった・・・・・・・が、

波の音を聴きながら、海風に吹かれながら、

ゆっくりと歩くひと時

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

落ち着く。

「やはり、私はお洒落な都会よりも自然が好きなんだなぁ・・・・・・」と、

しみじみ実感します。

 

 

さてさて、当夜は旅の一番の目的、

箱根強羅「環翠楼」へ宿泊してきたのですが、

今回の旅は、もうひとつ大きなサプライズが待っています。

 

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じつは主人はここ沼津の「国立沼津工業高等専門学校」、通称「沼津高専」が母校。

今回、旅行の事を知った旧友のYさんが、思いがけず連絡を下さり、

明日、約50年ぶりの再会を果たすコトになっているのです!

まあ・・・・その報告は次回として

まずはYさんお薦めの「箱根美術館」へ。

 

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箱根には○○美術館と称したものが実に沢山ありますが、

中でも箱根美術館は最も歴史ある美術館とのコトです。

 

展示してある古い焼き物にあまり興味は湧きませんでしたが、

素晴らしく美しい庭は観る価値が十分にありました。

広大な庭園は「苔庭」「萩の道」「竹庭」などがあり、

それはそれはキレイに手入れされています。

「さぞ紅葉の時はキレイでしょうね~」・・・・・と、尋ねたら

「秋は人でゴチャゴチャです」と言われました。(^_^;)

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さあ!それでは「環翠楼」へ・・・・・

此処はかつて三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎の三男、

岩崎康弥が所有していた別荘。

昭和24年に塔ノ沢環翠楼社長、鈴木二六が買い取り旅館として開業。

岩崎弥太郎ゆかりの宿!あの幕末の!龍馬とも縁のあった!

 

箱根は急坂、細い道が多く、いささか迷いましたが何とか到着。(^_^;)

到着するやいなや、宿の方が笑顔で出迎えて下さいました。

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宿帳を記入後、「こちらです」と通されたお部屋は・・・・・・、
庭園(華清園)に180度囲まれた
本間12帖、次の間10帖、源泉かけ流しの温泉付きの
二人ではもったいない程のお部屋!

(何でもこの部屋は宿のポスターの撮影にも使用されたらしい)(@_@)

網戸から爽やかな風がスーッと入ってきて、汗が引いてゆきます。

あー、やはり和風が落ち着きます。

 

早速浴衣に着替えて少し離れた露天風呂へ。

居合わせた親子と話をしながらゆったりと浸る。

驚くコトにカサカサの肌がゆで卵のようにつるつるしてきます!

よほど泉質がいいのでしょう。

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最近では珍しく、食事は朝夕全て〝部屋出し〝して下さり、

落ち着いたひと時を過ごすコトが出来ました。

 

 

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笑い話をひとつ!

いつもは温泉へ行っても〝カラスの行水〝の主人が

よほど気持ちが良かったのでしょう。

ゆっくり、ゆっくり入っておりました。

・・・・・・・で、お愉しみのお食事タイム。

主人は私にお付き合いしてコップ1杯のビールをグイッ!

元来〝下戸〝の主人・・・・・温泉に入ったコトで血管が拡張していたのでしょう。

あっと言う間に酔いがまわったようで・・・・・・

今、会話をしながら夕食を食べていたのに・・・・・・

下を向いた私が顔を上げた瞬間・・・・・・まんまの姿勢で爆睡しているのです!

「うわっ、のび太並み5秒や!」

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約3分後、

「ゲウホッ、ゲフォ!グエ~ッ!!!あ゛~~、ぐるち゛かったぁ~~

(口の中に食べ物が入ったまま意識が飛んだ為、器官に入りそうになったらしい)

・・・・・・・・あれ?俺、寝かかってた?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

工工エエ━━(((-( ( (゚´Д`;) ) )-))) ━━ !!!!!

勿論、私は大爆笑しました。

 

 

さあ、明日、主人は旧友と感動の再会です。

③旧友再会へ

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2016年7月20日 (水)

まったり旅行① 鎌倉~横浜

先日、主人と二人

鎌倉~箱根~横浜へと旅行へ行って参りました。

 

元々は知人からペア宿泊券を戴いたコトが発端なのですが、

数ある温泉宿の中から選んだ、箱根強羅「環翠楼」は

素晴らしい庭を持つ由緒ある温泉宿。

以前から〝行けるものならば行って見たい〝と思っていました。

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結局、戴いた券を利用するにあたり

その数倍の費用をパーッと使う羽目になってしまいましたが、(^^

久しぶりの夫婦水入らずの旅行はとても楽しいものでした。

 

「エッ、車で行くが?マジ?」と息子に驚かれましたが、

好きな時に、好きな場所へ行くコトの出来る車以外の移動手段は考えられず、

高速道路の深夜割引を利用して夜に出発しました。

 

ギリギリまで仕事をしていたので殆どリサーチはしていませんでしたが、

まずは「鎌倉」へと車を走らせました。

 

予想通り、夜中は交通量も少なく、

富山から41号線を一路松本方面へ、塩尻北から長野自動車道に上がり

中央自動車道~圏央道を走り、4時過ぎに「厚木SA」到着。

(しばし仮眠)

 

期待していた富士山は先っちょがシルエットで認識できる程度でしたが、

当初の予報と異なって青空が広がり、

道路案内等に、江の島、湘南、茅ケ崎、逗子等など、

サザンの歌によく出てくる地名を見つけては

「おー、来たんだなぁ~♪」と、心が躍りました。

主人の一夜漬けリサーチで

「長谷寺」~「鶴岡八幡宮」~小町通り~「浄智寺」~「報国時」を観光。

 

沢山の石仏の「長谷寺」、

高台からは相模湾が一望出来、遠くに由比ヶ浜が見える

(義経と静御前の子が沈められた海ですね・・・・・ナムナム)

「鶴岡八幡宮」別称(鎌倉八幡宮)は言わずと知れた鎌倉武士の守護神。

鎌倉初代将軍、源頼朝ゆかりの神社として知られています。

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鎌倉は神社仏閣が沢山ありますが、ゆえに昔ながらの通りも多く、

猛暑の中、汗だくになりながらスマホのナビを頼りに散々歩き回りましたが

目指す「極楽寺」は見つからず、〝極楽どころか地獄〝だったり・・・・・。(^_^;)

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けれども住んでいる皆さんは誰もが明るく親切で、

先々での一期一会の他愛もないお喋りは楽しいものでした。

 

てっきり鎌倉のどこかで宿をとるのだとばかり思っていましたが、

主人の「横浜へ行こう!」(エッ?横浜は明後日じゃなかったっけ?)

との思いつきに急きょ「横浜」へ。

(後々この選択は当たりでした)

 

私は約30年ぶりの横浜です。

以前も〝異国情緒漂う洒落た街〝という印象でしたが、

街中がさらに整備され、近未来都市に来たようでした。

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大さん橋から見える、みなとみらいの街並み・・・・
観覧車、立ち並ぶ高層ビル、幻想的な赤レンガ倉庫、

グルリと横浜港を一望できる景色は外国へタイムスリップしているかのよう・・・・・・・。

刻々と迫る夕暮れは〝横浜〝という大きな舞台のショーのように

多くの人々の目を釘付けにしていました。

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いつまでも見飽きない摩天楼ですが・・・・・・・反面、
南海トラフ、大津波、富士山の噴火等など、
近年、自然災害が懸念されています。

「この美しい眺めが100年、200年後にはどうなっているのだろう?」

殆ど天災の無い富山に住む私には、目の前の景色が少し儚く思え・・・・・・、

〝どうぞ恐ろしい事が起こりませんように・・・・〝と心の中で祈りました。

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・・・・で・す・が!

 折角夜の横浜に来たのだから愉しまない方はありません!

 中華街を散策後、老舗のジャズバー「BarBarBar」で

 まったりジャズを聴いてきました!

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ここは「あぶデカ」の撮影にも使用されたそうです。

 近くにある横浜スタジアムからは野球の声援も聞こえてきます。

 うーん、都会だぁ~。

 

次回は今回の旅の目的、「箱根」②へ。

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2016年7月 5日 (火)

白木峰

久しぶりのブログです。

6月、ジャズライブ以降、色々なコトがあり、

有り難いコトに仕事も忙しく、・・・・・毎日毎日、

その日をつつがなく終える事だけに懸命で・・・・・・、

ブログに書くさしたる話題も無く・・・・・今に至ってしまいました。

 

さてさて、ようやく楽しいブログをアップします♪

先月の29日、2年越しのリベンジ!

八尾町の山奥にある「白木峰」へ

ニッコウキスゲを見に娘と出掛けました。

 

前日の予報は雨でしたが、朝起きると太陽が・・・・

TVの予報では雨は午後2~3時頃からとのコト。

「行こう!」言うが早いか、

朝食も食べずにザックに雨具etc.を詰め込み出発しました。

 

コンビニは便利ですね。

おにぎりとお茶・・・・これだけで十分。ヽ(^o^)丿

事前の調べでは約1時間半で到着するらしい。

 

・・・・・・・・・・・ところが!

頼りにしていたナビ君・・・・・・・・

どうやら新しい道がインストールされていないようで、

やたらと林道ばかりへと連れて行く・・・・・・・?????

対向車とすれ替えも出来ない程、細い道。

横は崖、おまけに落石跡がチラホラ(*_*;

「対向車が来たらどうしよう~!(~_~;)

早く抜けたいよぉ~」

気持ちは急いで・・・・・・しかし怖くてスピードも出せない~!。・゚・(*ノД`*)・゚・。

(正直かなりの急こう配に

アクセルを踏んでも30キロしか出ませんでしたが・・・・・)

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「これ変だよ、オカシイヨ・・・・・」

懸命に娘が携帯で調べてくれ、

どうにか、こうにか、何とか、カントカ、到着出来たから良かったものの、

思い出すと背筋が寒くなります。

 

雲が下に見える程の高所。

IQ君、(娘の愛車)よくぞ頑張ってくれました!

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駐車場に車を停め、急な登山道を約1時間。

これがなかなかキツイ!

しかし・・・・・・久しぶりの苦しさが反面心地いい。

やがて傍らにニッコウキスゲがチラホラ・・・・・

そして・・・・・パッと視界が開け、なだらかで広大な湿原が目の前に!

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富山県にこんなに素晴らしいところがあったなんて!

この瞬間、シンドイ思いをしながら登ってきた辛さが

一瞬で吹っ飛んでしまいました。(*^_^*)

 

吹き渡る風が汗をかいた身体に心地いい。

時折差し込む日差し、妖しく湧き上がる黒い雲。

決して〝いいお天気〝とは言えないけれど、

刻々と変化する風景は今回も私のハートをガッチリ魅了し、

次の山へと、やる気と期待が湧いてきます。




懸命にニッコウキスゲにシャッターを切る山ガール(娘)に、

「皆、ニッコウキスゲにばかりに目がいくけど、

此処にはもっと珍しい花があるがやゾ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

居合わせたオジサンに声をかけられました。

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「そこにおるのは〝トキソウ〝。

朱鷺の羽の色に似ているからなんやと

こっちは〝サワラン〝・・・・可憐やろ?」

ほらほら、これは立山に沢山咲く〝チングルマ〝の実。

これは「木」でね・・・・・これくらいなら20年くらい経っとるわ」

 

「おおっ!」「ヘエー!」「ふうーん」

娘と私はただただ、感嘆詞を発するばかりでした。

(今度は携帯できる植物図鑑を買おう!)

 

見ず知らずの方とのふとした出会い、楽しい会話・・・・・

これも山の楽しさのひとつ。

(太閤山のHさん、ありがとうございました)


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下って来ると予報通りポツポツ雨が落ちてきました。

 

さあー、いよいよ夏山シーズン到来です!

最近、雨でウォーキングも休みがち・・・・・・

いかん、いかん!頑張るぞー!

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