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2017年9月30日 (土)

長男、旅立ちから一年

長男が数年間勤めた会社を辞め、

全く未知数の料理人の世界に飛び込んでから

9月で1年が経ちました。

 

左利きゆえ、最初は右手に包丁を持つことすら

大変だったようです。

慣れない手に包丁を持ち、朝から夕方まで延々と魚と格闘!

その後、盛り付け~焼き場~揚場等など、

次から次へと新しい持ち場を経験し、日々修行に励んでいます。

 

時々は帰宅するものの、ゴロリと横になるとすぐにウトウト・・・・・

かなり疲れているようです。(-_-;)

大方予想はしていましたが、聞くとその仕事内容と就労時間は

想像をはるかに超えたハードそのもの!

詳しくは書けませんが、

本当によく耐えて頑張っているなぁ、と感心します。

(入社して間もなく辞めていく社員も多いそうです)

 

Img_3950

幼い頃はよく泣く子供でした。

朝、目を覚まして泣き、眠いと言っては泣き・・・・・

私の胸に顔をうずめながら、

実家の母の背中に負ぶわれながら、

いつも涙で顔をグチャグチャにしていた様子が

今も思い出されます。

 

2

 

昨今の世の中の移り変わりの早さは料理屋も同様で、

店を守りながら三人の子供を育てるのは

それなりに試行錯誤の連続でした。

 

理数系に強く、物作りが好きだった主人。

若き日に企業戦士を目指した日々もありましたが、

病気になった母と障害のあった弟を支える為、

家業を継ぐ決心をしました。

 

一方、デザイン事務所で働いていた私も

まさか自分が料理屋の女将になるとは想像もしていませんでした。

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・・・・・・・・・・向いていない夫婦が生きて行く為に

知恵と工夫で、これまで何とかやってきました。

ゆえに・・・・

〝息子には絶対に家業を継がせたくない〝

そう思っていました。

Photo

 

しかし・・・・・・

主人が手前大工で館内外を改装した成果が徐々に実を結び、

「大正浪漫の料理屋」として、

TVや雑誌に取り上げられるようになった今、

息子は〝自分の代で店を終わらせてはならない〝

・・・・・・そう考えるようになったようです。

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〝こんな棘(イバラ)の道を歩ませていいのか?〝

考えると止めども無く不安が溢れてきます。

 

Jpg333_2

それでも・・・・・・私達(親)のコト、店の未来、自身の将来、etc

熟慮の末、勇気をもって大きな決断をしてくれた息子に

心から感謝すると共にエールを送りたい。


この先は、主人と共に健康に留意し、一日でも長く息子を支え、

応援してゆきたいと思っています。

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