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2017年10月22日 (日)

九州への旅③ -柳川の再会-

今回の九州への旅の目的は、じつはもう一つありました。

 

主人、浅地政博と柳川に住んでおられるKさんとの

45年ぶりの再会です。

(幾度も聞かされた話です)

 

主人がしばらく働いていた東京から帰郷し、

家業を手伝っていた22、23歳頃の12月のある日・・・・・・

金沢へ仕入れに行った帰り道、

津幡辺りで、雪の降る中を薄い格好で寒そうにペチャペチャ歩く

一人の若者(Kさん)の姿が目に留まったそうです。

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一旦は通り過ぎたものの・・・・・気になって車を停車し

「何処へ行くの?」と声を掛けると、

若者は

「北海道へ行くんです」と答えたそうです。

 

しかし、到底旅をしている様には見えず・・・・・・

ただならず気配を感じた浅地青年は

車に乗るよう声をかけ自宅へ連れて行き、

何も聞かずにKさんを自分の部屋に泊めてあげたそうです。

 

少し元気を取り戻し、

「行きます」と告げるKさんを再び旅へと送りだした数日後、

「風邪を引いてしまって・・・・・」と金沢から電話が入り、

浅地青年が急いで石動駅へ迎えに行くと、

高熱にうなされ、今にも倒れそうなKさんがいたそうです。

 

すぐに連れ帰り看病するも、

なかなか熱が下がらず3日間寝たきり・・・・・・

ようやく回復したKさんに、しばらく魚政亭の仕事を手伝ってもらい、

アルバイト代を手渡し、自宅のある九州へと送り出したコトがあったそうです。

 

 

以来、何十年もの間、毎年暮れになると、

ほっぺが落ちそうなくらい美味しいみかんが送られてきます。

 

 

今回主人が何気に

「折角だから・・・・・もし行けたら、

柳川藩主 立花邸御花へ行きたいなぁ」と言い出し、

間髪入れずに私は

「柳川!? ならKさんに会って来ようよ!」

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「いや、若い頃の思い出はそのままでいいよ」

そう話す主人ですが、

今まで耳にタコが出来る程、Kさんの話を聞かされてきた私は

お会いした事も無いKさんに

〝一体何があったのか?〝

〝どんな方なのか?〝・・・・・・・興味が湧くばかり。

 

 

御住所を調べると、御花から車で3分の場所に自宅があると判り、

意を決して私が電話をかける事に・・・・・・ドキドキ

 

明るい声で電話に出て下さった奥様、

Kさんは大そう驚かれたようですが、すぐさま

「是非、我が家へいらして下さい。

柳川はうなぎが名物です。一緒に食べましょう!」

 

いきなりお昼を御馳走になるのは申し訳ないと、遠慮するも

是非にと勧められ・・・・・・覚悟?決め、

図々しく押しかける次第となりました。

Photo

笑顔で迎えて下さったKさんと奥様、

浅地青年は浅地オジサンに・・・・・約45年ぶりの再会です。

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美味しいうなぎを御馳走になりながら、話は現在~過去へと溯り、

私の何故?一体何が?は、ため息と共に理解する事が出来ました。

 

とてもとても深い事情があり、

ここで明かす事は差し控えさせて頂きますが、

45年前、何気にとった主人の行動は
そっと心を撫ぜてあげたような出来事だったのだと分かりました。  

別れ際

「今度は是非富山へいらして下さい」と握手を交わし、

近いうちの再会を約束しました。

 

半ば強引に私が仕組んだ感じですが、

「元気で良かった、幸せで良かった・・・・・」と、

噛みしめながら話す主人の様子に私もホッとしました。 

若い頃も今も・・・・お人好しな性格は変わっていないのですね。

 

 

kさん、奥様、お世話になりました。

富山でお待ちしております。

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九州への旅④ -おまけ- 続く

 

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