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2018年10月28日 (日)

感動とアクシデント、西穂高独標 

数年ぶりに日帰りで、西穂高独標まで歩いてきました。

地元の方に「こんな日は滅多にない」と言われるほど

素晴らしい快晴に恵まれました。\(^o^)


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娘と
「きっと今シーズン最後の山歩きやね」と、話しながら出発。

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新穂高ロープウェイで一気に高度を上げ、

西穂高口駅(標高2156m) 到着。

その後、千石園地を抜け、アップダウンを繰り返しながら

西穂山荘(2367m)~丸山(2452m)~独標(2,701m)へと続きます。

殆ど直登の最後のクサリ場さえ注意すれば

私のようなオバサンでも行ける場所です。



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・・・・・・・が、気持ちは急くものの、

昨夜はあまり睡眠がとれず身体が重い~~~。(~_~;)

数日前の雨でぬかるんでいる箇所、また初冠雪?のなごりもあり

気を抜くと足をとられそうです。

山々は既に紅葉のピークを過ぎ、秋から冬へと移り変わりつつあります。

 

木々の間から、目指す独標がチラリチラリと見えます。

(と、遠い・・・・・・歩けるかなぁ)

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不安いっぱいでしたが、徐々に身体が順応し、

参考タイムよりも早く西穂山荘に到着。

行動食(御菓子)を食べてしばし休息。

下の方ではいくつもテントが張られています。

大きなザック・・・・奥穂の方へ縦走するのでしょうか?

 

 

帰りのロープウェイの時間もあり、早々に独標に向けて登山開始。

陽気のせいか平日のわりに沢山の方が登っています。

一緒になった方と抜きつ抜かれつ・・・・・・

お話をしながら登るのも楽しいものです♪

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30分で丸山到着。

丸山から独標へは標高差250mの一気登り。

特に最後の大きな山塊への登りはかなり急峻で、

三点指示を守りながらクサリに頼り過ぎず、

細心の注意をはらって登りました。

Photo

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西穂高口駅から歩き始めて約3時間弱、独標(2,701m)到着。

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360度の雄大なパノラマが広がります!

登ってきた後方に焼岳、乗鞍岳、御岳、白山、

左側に笠ヶ岳、右には八ヶ岳、

目を凝らすとうっすらと雪を被った富士山までもが見えました。

前方にはピラミッドピーク、西穂高岳、間ノ岳、明神岳・・・・・・

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とっておきのポスターのような風景が

確固として目の前に広がる感動は言葉に出来ない!

(独標から先はジャンダルムを頂点とするナイフリッジやクサリ場があり、

技術・体力・経験・度胸を具えた者のみの領域)

 

一緒に登ってきた皆さんも歓声を上げながら

山頂標識や山々をバックに記念撮影に夢中。

・・・・・・・・と、ここで血の気が凍る出来事が起こりました。

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あるご夫婦のご主人がうっかり足を滑らせ後方に倒れ、

背負ったザックが奥さんの背中を押してしまい、

奥さんは前につんのめって崖に向かってよろめくように小走りに!


「あぶない!」


悲鳴のような声で私が叫んだ瞬間、

奥さんは崖ギリギリのところで倒れ込みました。

間一髪でした・・・・・。

岩で手を切り流血しましたが、幸い大きな怪我は無いようでした。

滑落していたら、間違いなく命にかかわる事態になっていたでしょう。

 

 

景色に気をとられ、注意を怠ったアクシデント

・・・・・・・しかし決して他人事ではありません。

気の抜けた瞬間が最も危険なのだ!

自分が今、何処にいるのかを忘れず

常に緊張感を持ち、周囲にも気を配る事の大切さを痛感しました。

大事に至らなくて本当に良かった・・・・・・・良かった。

 

・・・・・・・それにしても、苦労して登って来たのに

この光景を目の前で見た途端、

ようやくたどり着いたこの場所から、

一刻一秒、早く降りて帰りたくなってしまいました。(^^

 

娘は

「落ちたと思った・・・・・怖かった~~。

お母さん、気を付けて下山しようね」

私 「うん」

言葉を掛け合って下山を開始。

何とか独標を下り、まずは一安心。

もう1ッ箇所、すぐ後ろが切れ落ちた場所があり、

岩肌に抱きつくように慎重に足の置き場を探しながら下りていた時のコト。

うっすら雪が残っていて滑りそうな石の上で歩を進めた瞬間、

ふくらはぎに電気が走ったように激痛が走り、

左足全体がつってしまいました。

(過剰な緊張状態からでしょうか?)

 

 

「イタタタタタターーーーーー!」

「エエーッ、お母さん、ダイジョウブー!」

何とか安全な場所へもたれかかり、つま先を押して筋肉を伸ばす。

(懸命に手助けをしてくれる娘)

幸いしばらくで治まり、痛みは残りましたが、

ストックを付きながらゆっくりと下山しました。

 

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帰りはずっと娘が車の運転を引き受けてくれ、

私は助手席で楽ちんでした。

帰路途中の温泉に浸って汗を流し、焼肉を食べ

夜8時過ぎ、無事に帰宅しました。

 

 

絶景を愉しみましたが、

手放しで「楽しかった~!」とは思えない自分がいました。

改めて、山の美しさと怖さを再認識した1日でした。

 

いや、本当に怖かった・・・・・良かった、怖かった、良かった・・・・・・。

忘れられない西穂高独標でした。

 

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