2018 亭主奮闘記、ご報告
12月も半ばを過ぎました。
ついに雪も降ってきました・・・・・。
(まだ全く雪吊りが出来ていません!(~_~;)
時節柄、毎日慌ただしく・・・・・・
あれよあれよ・・・・・と時間が過ぎてゆきます。
今年も主人は少しの時間を見つけては、
家の修繕を頑張りました。
遅くなりましたが記憶に残すべくアップ致します。
今年の仕事の多くは〝瓦屋さん〝でした!
4月、以前は隣家だった家の納屋。
基礎がしっかりしていた為、解体の際、
大工さんに途中で切って残してもらった後ろの家屋を増築して
車庫にしました。
瓦のやりかえを伴う修理箇所は他にも多々あり、
まずは小さなスペースのこちらから開始。
現在に至るまで手前大工であちこちリフォームしてきましたが、
さすがに瓦は未経験!
既に葺いてある瓦をめくり、仕組みから調べていました。
9月、長年気になっていた前の納屋の屋根の修繕に着手。
材木で足場をこしらえ、瓦を一枚ずつ取り外し、
傷みのひどい下地を新しいコンパネに取り替え、
防水シートを張り、再度瓦を葺きました。
「そろそろ止めたら・・・・・」
夜遅くまで作業する姿に何度そう声を掛けたことでしょう。
こちらは約1か月で終了。
もはや日曜大工の域では無い!(◎o◎)
続いては創業から90年以上経過し、
一度も手を入れていない母屋の外壁に取り掛かりました。
(現在進行中~一時中断)
※来春に続きを始めるようです。
長い年月の間にすっかり板が痩せてしまい、
至る所、下の土壁が見えます。
以前、隙間に鳥が巣を作ってしまい、
息子が雛の鳴き声に悩まされたコトもありました。(~_~;)
しかし、主人が何としてもやりたかった理由は
見かけだけではありません。
〝耐震なのです!〝
最近の大型台風や地震等の自然災害に
少しでも太刀打ちできる家にしたいと考えているようです。
前回の納屋同様、上へ上へと足場を作り、
古い板を取り除き、
新しい材木、金具やボルト等も使って、
ガッチリ筋交い(すじかい)を入れてゆきます。
かつては沼津高専に通い学んだ事が役立っているようで、
屋根の傾斜や微妙なアール等、
計算でパパッと数字をはじき出し、難なく仕上げてゆきます。
しかし・・・・・古い家屋ゆえ、
作業途中にも次から次へと新たに修繕の必要な箇所が見つかり、
前途多難・・・・・・。
完成にはまだ少し時間がかかりそうです。
本業の仕事、津沢中学校の武者絵講師、観光協会副会長、
衛生指導委員等など、沢山の役目を引き受けながら、
弱音を吐かず作業をする様子は、なかなか頼もしい。
私は私に出来る仕事に精を出しながら、
徐々に仕上がってくる様をワクワクしながら見守っています。
ご来店下さるお客様に
「あれっ、キレイになったね、素敵になりましたね」
そう言って頂ける日を夢見ながら・・・・・。
| 固定リンク
「亭主奮闘記」カテゴリの記事
- 夫、小学校同級会(2024.10.29)
- 魚政亭の成り立ち(2024.02.21)
- 塀、完成!(2023.09.06)
- 車止めの後ろに柵が完成!(2023.07.31)
- 夫、庭を造る(2023.05.23)
コメント