懐かしの喫茶「ペーパームーン」
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません・・・・・・・( ノД`)
そんな中、賛否両論はあれどもGoToトラベルキャンペーンのおかげで
観光地は徐々に人出が戻ってきた所もあるようです。
我が家は県をまたぐお客様の御予約は全てキャンセルとなり、
まだまだ厳しい状況は変わりません。
それでもこんな状況の中、
勇気を出して御来店下さったお客様に心から感謝申し上げます。
連休最終日、26日の夜は3名のお客様。
お料理をお出しした後、主人が挨拶へ顔を出すと・・・・
「あれっ、マスター?
ペーパームーンのマスターですよね!」と、驚いた表情。
遡ること約30数年前、
主人は砺波の駅前にて、約10年間
「ペーパームーン」という喫茶店を営んでおりました。
奇遇にも当夜のお客様は、当時よくいらしていた常連さんだそうで、
ひと目見て分かったそうです。
「ペーパームーンは凄く個性的な店で、今も砺波の伝説ですよ!」
と、話され
「マスター、マスター」と連呼され・・・・・・
主人は嬉し恥ずかし、照れ笑い。
何でもお店で知り合い、ゴールインしたカップルも数組おられたとか・・・・・。
まだまだ先の見えない新型コロナ・・・・・・
自衛策だけでは限界を感じ始めている昨今。
カラ元気を振り撒きながらも、時折ドッと不安が押し寄せてきます。
しかしながら・・・・・・
時代を感じる建物、庭、調度品、
そして季節の器に盛り付けられるお料理の数々・・・・・
灯りの下、盃を交わす日本ならではのコミュニケーション。
・・・・・・無くしたら、壊したら、もう復活出来ないかもしれない!
ようやく私達が目指してきたワールドが完成しそうなのに・・・・・。
・・・・・時折やり場のない口惜しさがこみ上げてきます。
それでもご来店下さったお客様から
「頑張って下さいね!また来ます」と声を掛けられると、
しおれた花に水をかけてもらったように、勇気と元気が湧いてきます。
安全に留意しながら・・・・・
今後どのような形態で経営してゆけばいいのか?
今しばし、状況を見守りつつ思案したいと考えています。
追記:別館を「月あかり」とネーミングしたのは、ペーパームーンを彷彿させる為。
いつか懐かしい常連さんを集めて同窓会をやれるといいなぁ~♥
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