グルメ・クッキング
2023年7月29日 (土)
2016年11月15日 (火)
ノベッロ・フェスティバル2016
お世話になっている「石与」社長様ご夫婦にご招待頂き
今年もヴィラ・グランディス ウエディングリゾート富山で開催された
NOVELLO FESTIVAL(※ノベッロ・フェスティバル2016)へ出掛けました。
「どなたかお友達もご一緒に・・・・・・」との嬉しいお言葉に
私達にとって大切な友人・・・・いえ恩人である声楽家の山本有希子さん、
時々月あかりでピアノを弾いて下さる大道知子さんをお誘いしました。
定刻、例年通りイタリアから来日したジャンルーカ・カレッラ氏の
「ミナサーン、コンバンワ!」の元気な掛け声でスタート。
ご一緒のテーブルには今年で創業100年を迎えられたという、
懐石「椿亭」の森井様ご夫婦。
とても朗らかなご主人様と大そう美人の奥様です。
規模は違えども
同じ家業を生業とする同業種ゆえ通じ合うところが多々あり、
少し言葉を交わしただけですぐに緊張がほぐれました。
この素晴らしい晩餐の為に昼食を控えめにしていたので、
次々運ばれてくる美味しい料理とワインが進むコトと言ったら!
最後の「お愉しみ抽選会」では、思いがけず私の名前が呼ばれ、
竹中絵里さんのサイン入りCDを〝ピコ太郎〝
(変装したジャンルーカ)からプレゼントされました!
\(◎o◎)/!
楽しいお喋りは尽きることの無く続き、
少食の私が、知らずしらずのうちにフルコースデイナーを最後まで堪能。
白亜の宮殿VILLA GRANDISでの至福のひとときでした。
進まない隣家の解体等etc.・・・・・で、ちょっとダークになりかかっていましたが、
いい気分転換になりました。
そして、今回も社長様に〝新しいご縁〝を結んで戴きました事、
心よりお礼申し上げます。
石田社長様、奥様、ありがとうございました。
※ノベッロとは今年収穫されたイタリアの新酒ワインの呼び名。
フランスのヴォージョレーヌーボーのイタリア版。
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2015年5月 6日 (水)
わらび
ゴールデンウィークは爽やかなお天気が続き、
行楽地はどこも大賑わいだったようで・・・・・良かったですね。
(残念ながら・・・・・イヤ・・・・・もとい、
嬉しいコトに!私はずっと仕事でした)(笑)
そんな中、山菜取りが趣味の姉夫婦が
「いっぱい採れたよー」と、
スーパーの袋にずっしり入ったワラビをくれました。
「うわぁー、有り難い!」
(丁度無くなりかけていたところでした)(^_^;)
私の実家は裏手が木々がワサワサとした山で、
春には山菜がたくさん採れます。
幼い頃、
「おい、ワラビ採りに行くか?」と、
半ばゴーインに父のお伴をさせられ、
ズックを泥んこにしながら懸命に道の無い山を歩いたものでした。
むせ返るような草のにおいの中、
知らず知らずのうちに夢中になり、
一心不乱に山菜を探すが楽しかったなぁ~。
ところで、ブログを読んで下さっている皆さまは
ワラビのアクをどんな風に抜きますか?
一般的には重曹を使う方が多いと思いますが、
私は義兄(姉の旦那)の亡くなられたお母さん、
五位のおばあちゃんに教わった「木灰」でアク抜きをします。
これがとっても簡単!
しかも何とも言えない美しい色に仕上がるのです。
・・・・・・・・ただ、
「木灰なんてどうやって手に入れるの?」
・・・・・・ですよね~。
うふふ、以前ブログに書いたコトがありましたが、
実家の父は今もって〝薪風呂〝に入ったり、
囲炉裏で煮炊きをする変わった人なので、
「木灰」はどれだけでも手に入るのです。
つやつやとした〝ワラビの辛子酢味噌和え〝は
当分の間、定番の先付としてお出し致します。
※追伸:「木灰」を分けて欲しい方は遠慮なく、お気軽にご連絡下さい。<(_ _)>
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2015年3月16日 (月)
筍
日差しが暖かくなり、
春がひたひたと近づいているのを実感します。
市場や店頭には
続々と春の食材が続々並びようになってきました。
菜の花、ふきのとう、タラの芽・・・・・・、
もう少しすれば
わらび、こごみ、山椒、ぜんまい
里芋にふきのとう味噌をのせた「田楽イモ」は現在定番ですが、
先日、主人が市場で今年お初の〝筍〝を仕入れて来てくれました。
早速、その夜の献立に筍ごはんをこしらえてみました。
お釜の蓋を開けた瞬間、フワァ~っと筍のいい香りが・・・・・、
しゃもじで混ぜるとなおさらに・・・・・・、
ちょいと味見。
「うーん、おいちい」
じつはワタクシ、筍は大好物!
筍ごはんは勿論、昆布と味噌炊きにしても美味しいし、
天ぷら、木の芽焼き、御酢の物・・・・・・なんでもイケちゃいます。
そして・・・・・そうこうしているうちに桜が咲くのでしょうね。
日本中の沢山の皆さまの新たなスタートを祝うかのように・・・・・・・。
追伸:今日は市内の中学校の卒業式でした。
津沢中学校で総合学習の講師を務めている主人は、
来賓として招待を受けました。
自分の学生時代とオーバーラップして懐かしかったようです。
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2014年11月17日 (月)
本ずわい蟹
先日、馴染のHさんから
「うんまいカニが食べたいがいちゃ」
(美味しい蟹が食べたい)・・・・・・とお電話を頂きました。
私 「蟹・・・・Hさーん、当日の時価相場になりますよ」
Hさん「そやそや、何かたのんちゃ」
(そうだ、そうだ、宜しく頼む)・・・・・と言うコトで、
石川県金沢港から揚がったキトキトの本ずわい蟹を
ドーンと仕入れて参りましたー!
早朝捕れたばかりの蟹はさすが活きがいい。
今が旬の※甲箱(香箱ガニ)もお付けて、
ガッツリ〝蟹三昧〝を堪能して頂きました。
面白いコトに・・・・・
蟹をお出しすると決まって皆さま無口になりますね。(失礼)
真剣に身をほじほじするので・・・・・(笑)
ずわい蟹は包丁を入れる直前、まんまの姿をご披露。
「うわぁー、美味しそうー♥」
・・・・・・・と歓声が上がる。
私もちょっぴり味見。
「う~ん♥・・・・・ああ、北陸に生まれてよかった」
お客様は勿論、皆さま大満足。
先日漬け込んだ〝かぶらずし〝もすっかり馴染んで、
いい味わいになっておりました。
ちょっと贅沢したい方は
北陸の冬の味覚、本ずわい蟹・甲箱カニをご賞味あれ。
心もお腹もHappyになれますよー。
本ずわい蟹 日本海で水揚げされるズワイガニは、福井では越前蟹、
山陰では松葉蟹と呼名が違いますが種類は同じズワイガニです。
ブランド化され、市場でたいへんな高値でセリ落とされていきますが、
味わいは超一級。身は柔らかく甘味があって大変美味しいカニです。
参考までに・・・・・スーパー等で売られている紅ズワイガニは
名前に〝ズワイ〝が付いていますが、味わいは〝月とすっぽん〝。
お間違えなく!
※香箱ガニ 北陸地方で獲れる雌のズワイガニのこと。
雄のズワイガニと比べ小ぶりな外見の中には、茶色の外子(そとこ)と
呼ばれるつぶつぶの卵、そして味噌の部分であるオレンジ色の内子
(うちこ)を持つ。小さな分だけ味わいは濃厚で旨味もたっぷり。
11月頭から、年末ごろまでの短い期間が旬。
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2014年11月14日 (金)
かぶらずし第一弾!
まだかな?まだかな?・・・・・・と、
首を長くして待っていた〝大蕪〝。
ついに先日、ご近所の「かあちゃんの店」で見つけました!
「あったよー!鰤(ブリ)仕入れて来てー!」
・・・・・・・と、いうコトで富山の冬の名物、
当店、冬の定番、
「かぶらずし」第一弾を漬け込みました。
富山では年末が近づくと、都会に暮らす親戚に送る方も多く、
それぞれの家庭に、それぞれの作り方や味わいがあります。
十数年前、私が親戚の小母に教えてもらった作り方は、
〝最後は逆押しをして、しっかり水分を抜く〝でしたが・・・・・・・、
私は蕪に麹がドレッシングのようにベシャッと絡んだ、
サラダ感覚でサクサク食べられる〝かぶらずし〝が好みで、
塩加減や麹のあんばい等、色々工夫して現在に至りました。
今では確立された私琉の味わいがあり、
自信を持ってお客様にお出しできる一品です。
(・・・・・と、自負しております)
いわゆる〝慣れた〝と言われる食べ頃は4~5日後。
これからは会席料理の一品として出させて頂きます。
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2014年10月20日 (月)
子持ち鮎
「行楽の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」、
〇〇の秋は数々あれど・・・・
新米、栗、里芋、松茸、鮭、秋刀魚etc.・・・
美味な食材満載の
「食欲の秋」の誘惑に勝てない方も多いのでは?
(何より私がそうです)(=^・^=)
当店の献立も秋の訪れと共に
〝ほっこり〝して頂ける品が増えて参りました。
そんな中、
一番お客様の顔がほころぶのは何と言っても「子持ち鮎」。
一口に「鮎」と言っても産地によって味・大きさは様々。
当店では天然に勝るとも劣らない、
愛知県三河湾にそそぐ清流、豊川水系の良質な地下水で育てられた
㈱アユセンの「ハーブ鮎」を提供しております。
水質の良い川で育った鮎はスイカの香りがすると言われます。
子持ち鮎はしっかり火を通さなければいけないので、
いささか焼時間を頂きます。
姿・味・香り、3拍子揃った子持ち鮎、
是非味わいにいらして下さい。
※場合によっては鮎が入手困難な場合もございます。
事前にお問い合わせ下さい。
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2013年12月13日 (金)
かぶらずし
親戚の叔母さんに教わり
自分で〝かぶらずし〝を漬けるようになって14~15年ほど経ちました。
最初はなかなか納得した味わいに仕上がらず、
叔母のように〝経験や勘〝の無い私には手さぐりの作業でした。
試行錯誤を重ねながら行きついたのは、
全ての分量をきっちり計り「レシピ化」する事。
以後、体調が悪くとも、
蕪が不ぞろいでも関係なく、ほぼ同じように仕上がるようになりました。
今年は既に3回目!
発酵食品のかぶらずしは、とても〝食べ頃〝が短いので
一度に大量に漬けずにちょこちょこマメに漬けています。
好みによって間に挟む魚は色々ですが、
やっぱりブリが美味しいです!
お客様が口に運んだ次の瞬間、
「おっ、かぶらずし うまっ!自家製?」
「はい、お口に合って良かったです」
時々そんな会話を交わしながら、心の中でニカッとする私です。
うふふ♪
年末には遠くに住んでいる親戚の皆様にも送らなきゃ!
まだまだ頑張って漬けるぞー!
※連日忙しく、なかなかPCの前に座る時間がありません。
こんなブログでも遊びに来て下さっている皆さま、ありがとうございます。
Facebookのお友達。なかなか「いいね」出来なくてゴメンナサイ!
この分では年賀状も年明けになりそうです・・・・・・(ノω<;)
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2013年12月 6日 (金)
黒豆
今シーズンお初の〝黒豆〝・・・・・
ほっこり美味しく炊けましたー!
まめ(豆)は元々、丈夫・健康を意味する言葉。
「今年も元気でまめに働けますように・・・・」との願いをこめ、
おせち料理にも欠かせない一品です。
元日に
「年の数だけ食べなさい」と言われて育った方も多いはず・・・・。
少しお値段が張っても美味しいのは絶対に「丹波」。
ほっこり柔らかく炊き上げれば、豆は勿論、
甘い煮汁もご馳走です。
実家の母は白米に汁もたっぷりかけて、スルスル食べるのが大好き
そのせいか?私も無類の〝豆好き〝です。
家庭料理のおかずによく作るのは〝小豆カボチャ〝。
小豆とカボチャって本当によく合うのですよ。
砂糖は少量でも、
かぼちゃの甘みと絡まって、ホクホク美味しく食べられます。
母に教わった煮豆の作り方、
そのうち娘にも教えたいなぁ・・・・・・。
ずーっと元気で(豆)まめ(豆)まめしく過ごせますように~!
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2013年11月15日 (金)
寒ブリ
前回のブログで、「秋の気配が・・・・」と記載しましたが、
ここ数日、秋を飛び越えて一気に冬がきたような寒さ!
TVでは立山駅で車に積もった雪をどけている様子が放映され、
富山空港では初雪が・・・・・、五箇山は既に真っ白に!
・・・・・・・長期予報は〝今年は大雪〝とか?・・・・・ひええええ~。
そんな中
「氷見のブリがあがった」というニュースがNHKの全国版で放映され、
新聞紙面でも大きく取り上げられました。
すっかり有名になった〝氷見の寒ブリ〝は、今や全国区の高級ブランド。
(市場は仲買人たちの威勢のセリの声が響いたことでしょう)
初物の多くは東京築地、大阪、京都等へ出荷され、
都会のグルメな方々の口に入るコトになるのでしょうが、
ドンドン浜に上がるようになれば
最近賑わっている 氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」や、
鮮魚店、スーパーでも手に入れる事が出来ると思います。
私が子供の頃は
〝氷見ブリ〝は、ちょっと高級だけど、まだ手が届く〝冬場の馴染の魚〝でした。
実家の父の友人が魚市場で働いていた縁で
冬場になると卸価格でブリを手に入れることが出来、
厚切りの刺身、ブリ大根、照り焼きをお腹いっぱいホクホク食べたものでした。
これからの季節、我が家の食卓には結構な頻度でブリはお目見えします。
主人が確かな目利きで仕入れてくるブリは、氷見ブリと同じように美味しいです。
うふふ♪
富山では、婚礼をあげた嫁の実家から嫁ぎ先へ
お歳暮としてブリを一匹まるごと贈り、
受け取った実家は半身を切り取って返すという風習があります。
多くはありませんが、
「嫁の実家から持ってこられたので、さばいてほしい」
と立派なブリが持ち込まれることもあります。
いつから?何故?こんな風習が始まったのかは解りませんが、
ブリは出世魚とも呼ばれ、
ツバイソ→コズクラ→フクラギ→ガンド→ブリと、呼び名が変わります。
嫁いだ娘が裕福になるよう
〝旦那様が出世しますように!〝という願いが込められているのかなぁ?
(これは全くの私の持論デス)
昨夜は遠路はるばる福井からのご来店。
少人数様のご予約ゆえ、主人は「ひみ番屋街」に仕入れにいき
奮発して、お初のブリのお造りを出させて頂きました。※写真撮るの忘れました・・・・・
残念ながら私は賞味出来ませんでしたが、お客様にはとても喜んで頂けました。
よかった。(笑)
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