九州への旅④ -おまけ-
今回の旅の目的は4つ
① ちさとさんにお会いする
② ちさとさんの亡き夫、和夫さんの霊前に手を合わせる
③ 可能ならKさんにお会いする
④ 当店のお皿の故郷、有田町を散策する
・・・・・・残念ながら
生前にちさとさんにお会いする事は叶いませんでしたが、
娘さん達と沢山お話をする事が出来、
思い残すことの無い旅でした。
飛行機で約40分あまり・・・・・・早い!近い!
と言いつつも、なかなか行けない所です。
折角なので駆け足で少しばかり観光して来ました。
以下、訪れた場所と美味しかった味覚を
記録に残すべくアップ致します。
お昼、金立サービスエリアのレストランで
「ちゃんぽん麺」をズズズーッ!
丸田家を訪れた後、夜は娘さん達と一緒に
お薦めの「伊万里牛焼肉」を堪能。
武雄市のホテル到着後、近くの「武雄温泉」へ徒歩で移動。
のんびり湯に浸ってきました。
【二日目】
早朝、宿からすぐの「御船山楽園」を散策。
背後の大きな岩を借景に取り込んだ豪壮な庭園。
その後、当店のお皿のルーツ、行きたかった有田町へ。
至極大変な状況とは聞いてはいたけれど、
やはりかなりさびれた感じ。
手間がかかっている上、
色彩も美しく丈夫なお皿なのですが・・・・・。(-_-;)
色々な事を考えながら、地域の方とお話したり・・・・・・・
ゆっくりと散策。
お昼は川魚料理で有名な有田町にある「龍水亭荘」へ。
主人は「鯉のあらい定食」、私は「うなぎ定食」。
庭を眺めながらの食事は落ち着けて良かったです。
食事後、唐津市へ移動、
唐津くんちの曳山14台を一堂に公開してある
「曳山展示場」見学後~炭鉱主として知られる「旧高取邸」を見学。
唐津城本丸の西南の海岸沿い、
約2300坪の広大な敷地に建つ邸宅ですが、
あまり手入れがされておらず、折角の庭園が荒れていました。
夕方、折角なので「ハウステンボス」へ!
まるで光の王国のよう・・・・・・広い、広い!
ゴンゴラに乗り、船頭さんの解説つきで周遊して来ました。
夕飯は「皿うどん」!
【三日目】
「柳川藩主立花邸御花」見学。
残念ながら、只今改修中とのコトで、
主人が見たかった広間は見られず・・・・・・
舟下りを愉しんだ後、Kさんのお宅で
宿に戻ってから、
最後の夜はジャズを聴きに行こう!というコトになり、
タブレットで検索し「ジャズ喫茶シネマテーク」へ。
・・・・・・と、入口のドアに大ファンの
川嶋哲郎さんのフライヤーが~~!!
なんと、あと2日後!残念~!
それでも熊本で活躍中のテナーサックス奏者、
中田博さん率いる
Nouveau Bop Band の心地いい演奏を聴くことが出来ました。
【四日目】
午後には帰路に着かねばならず、
駆け足で「大宰府天満宮」(鳥居の前で記念写真のみ)
そして後、飯塚市にある筑豊の炭鉱王「旧伊藤伝右衛門邸」へ。
ここはNHK朝の連続TV小説「花子のアン」の中で
村岡花子の腹心の友として描かれている、
葉山蓮子(柳原白蓮)が再婚し嫁いだ邸宅。
伝右衛門は大正天皇の従妹にあたる白蓮を迎えるにあたり、
京都から宮大工を呼び、約2300坪という敷地に、
部屋数25という贅の限りを尽くして豪邸を建てました。
いや・・・・その素晴らしい事と言ったら!
(度肝を抜かれました)
主人が手前大工で店の改装を始めてからと言うもの、
明治や大正時代に建てられた邸宅や洋館を巡るのが
私達の趣味なのですが・・・・・
今まで数々観て来た中でも
「伊藤伝右衛門邸」は邸宅・庭園の広さ共に圧巻!
特に白蓮の居室には竹の節だけを残した欄間(らんま)や
銀箔を張った襖など・・・・・驚くような技法を使い、
意匠を凝らした細工は、ただただ目を奪われました。
伝右衛門と白蓮は25歳という
年齢差があり、
互いを理解出来ないまま、
白蓮は※有名な事件を起こす
訳ですが、
彼女がいつも座っていたという
場所に静かに座してみると・・・・・
いかに伝右門が白蓮に精一杯気を
遣っていたのかが、
理解できるような気がしました。
後ろ髪を引かれながら伝右衛門邸を後にし、大急ぎで福岡空港へ。
慣れないフライトの手続き後、お土産を購入し、
九州を後にしました。
さあ、これで九州の旅のブログはおしまいです。
一生忘れられない旅でした。
佳子ちゃん、優子ちゃん、金子さん、Kさん、
沢山の思い出をありがとうございました。
そして・・・・・快く送りだしてくれた子供達、
55歳の私にお小遣いをくれたお父さん、お母さん。
色々相談に乗って下さった日本海ツーリストのSさん、
心から感謝しています。
機会があったら是非また行きたいなぁ。(笑)
(さあ、また行けるように頑張って働かなくっちゃ!)
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